まずは無料の検査から
適応検査について解説
適応検査の流れ
- 取材協力:神戸神奈川アイクリニック
- 撮影:山崎 智明(Y studio)
レーシック(LASIK)はすべての方が受けられるわけではありません。そのためまずはレーシックに適応しているかどうかを様々な検査を行います。これは検査だけではなく、カウンセリング専門のスタッフがレーシックについて詳しく説明してくれます。またレーシックに関する疑問点や質問、ご要望などは専門医が回答してくれます。初めてのレーシック手術で不安なことがないようにバックアップしてくれるのがうれしいですね。
流れに沿って説明します
では実際にどのように行われるのか説明いたします。

問診表の記入
問診表には「眼の自覚症状」「コンタクトレンズ、眼鏡の使用歴」「既往症」「服用薬の有無」などを記入します。記入後受付に提出します。また手荷物は一緒に受付に渡します。

適応検査
暗くした部屋で検査を行います。コンタクトレンズの影響や円錐角膜などの角膜異常がないかなどを撮影したりします。

視力検査
裸眼での視力検査に加えて、レンズを入れた状態での視力検査をします。ここではレーシック後の見え方が疑似体験できます。また利き目のテストも行うので自分の眼のどちらが利き目かわかります。

検眼
部屋を変えて検眼の検査をします。ここでは眼圧や角膜厚を測定したりします。また麻酔薬を点眼して以降の検査で痛みをとります。

散瞳剤の点眼
このあとの眼底検査(網膜など)と調節力を取り除いた状態の近視や乱視、遠視の度数を測定するため、瞳孔を大きく広げる目薬を点眼します。

検査
10分ほど経つと瞳孔が開くので再び検査を行います。今度は調節力を取り除いた状態の屈折度数を測定します。

診察
神戸クリニックでは診察のときに先生が変わりました。部屋を暗くして眼底検査を行ったあと、今までの適応検査の結果を踏まえて手術の適否やレーシック手術の詳しい説明をしてくれます。もちろん予測される手術後の結果や術中に起こり得る合併症なども説明してくれます。

カウンセリング
レーシックの手術についてカウンセリングを行います。今回レーシックに関する疑問点をいろいろ質問してみました。
こんなことを聞いてみました
- 片目づつ手術を受けられますか?
- 主治医の先生の判断によります。
- 老眼でも受けられますか?
- 手術後近いところが見えなくなる場合があるので、遠くが見やすい方がよいのかどちらをとるか考えた方が良い。白内障手術と合わせて視力矯正をすることが可能なので、都度相談してください。
- レーシックによって失明しますか?
- 今までに神戸クリニックで失明した方はいません。
- 視力は必ず回復するのか?
- 矯正の効果が実際に得られない方が約3%いるそうです。
以上で適応検査が終了です。たっぷり2時間〜2時間30分ほどかけて検査します。
※レーシックとは18歳未満の方、妊娠・授乳中の方、内的疾患をお持ちの方など状況により受けられないこともございます。また、適応検査により不適応となることもございます。詳しくはレーシック治療の専門医にご相談ください。